連載「人と仕事」目次

i+iステーショナリー 誕生記

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たかが紙

たかが紙と言ってしまえばそれまでだ。一通の手紙が千年保存されることを考えて紙を選ぶ人などいるはずがない。風合いひとつとっても、洋紙も和紙、選択にこまるほどの種類がある。 その中で、この紙を何故選ぶかということに理由はない。

私が何故このシリーズを作ったのかと聞かれれば「好きだから」としか答えようがない。能書きを述べれば、世界最高の紙とか、和紙の物語とか、紙の品位と格調とか、いくらでも話はできるが、それは物理的な特性と価格を正当化する選定基準とはならない。

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authorInoh Ippei  linkLink  comment0  trackback 

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株式会社古今研究所 代表取締役
稲生一平

アートディレクター、陶芸家
1942年生まれ。大手広告代理店に勤務後に独立。異色のプロデューサーとして活動。
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