連載「モノ語り」目次

OFUDA-DEN(お札殿)のモノ語り

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鎮守の森は消えない

ブラックウォールナット無垢材のピン
鎮守の森

地方へ出かけると、遠くから見ても明らかに鎮守の森とわかる場所がある。周辺が開発されると、ますます小さな森が目立っている。でもきっと鎮守の森は激減しているのだろう。

一昔前までは、どこに行っても鎮守の森というのがあった。 鎮守の森は老若男女のコミュニケーションプラザであった、村祭りの会場でもあり、デートの場所でもあった。鎮守の森の激減とともに、神様は遠くに行ってしまったのかと思ったが、そんなことはなさそうだ。 初詣、に始まり、初宮参り、七五三、から入学、就職、そして交通安全、商売繁盛など現代人もたいそう神様のお世話になっている。 鎮守の森は形を変えても、日本人の心の中にありつづけているように思う。

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株式会社古今研究所 代表取締役
稲生一平

アートディレクター、陶芸家
1942年生まれ。大手広告代理店に勤務後に独立。異色のプロデューサーとして活動。
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