連載「モノ語り」目次

文房シリーズ PCデスク編

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使用シーンを考えてみよう

文房シリーズ デスク
文房シリーズ デスク

「文房シリーズ」デスクにラップトップPCが置かれている。
ここではMacBookとしよう。デスクに必須なのはデスクライトで、小ぶりな電気スタンドが必要だ。さてこれがミニマムの条件だが、これで足下はどうなるかと言えば、デスクライトの電源ケーブルが一本、そしてMacBookからは細いコードで白い小さな箱のようなACユニットに繋がり、そのACユニットから白い太い電源コードがという姿になる。
ここで、もう一つの問題は、電源コードの長さは平均的な使用で文句のでない長さを設定しているから、使用シーンによっては長すぎたり足りなかったりする。足りない場合にはテーブルタップという延長コードのご厄介になるのだが、長すぎる場合は、はさみで切るわけにもいかず、我慢である。
更に携帯電話の充電器があり、携帯オーディオプレーヤーの充電器もある。

ケーブル類を収納。蓋を閉めた状態ではコードは1本で済む

それでは、上記のシーンを「文房シリーズ」から床に降りるのは、ただ1本のコードのみという景色に変えてみよう。
まず必要なのは、テーブルタップだ。床からのコードはこれだけだ。デスクの裏の慳貪(けんどん)蓋を開けて、引出し裏のスペースにテーブルタップをセットする。
あとはこのタップに電源コードを繋げばよい。コードはなるべくきちんと始末すると小さなスペースで処理ができる。MacBookの白いACアダプターもこのスペースの中に入れられる。携帯電話の充電器も同様にこのスペースに納めることが出来る。壁のコンセントにいく一本のコードだけを出して、蓋をして出来上がりだ。

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「文房シリーズ デスク(DESK)」の商品情報は、桜ショップオンラインにてご覧いただけます。

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株式会社古今研究所 代表取締役
稲生一平

アートディレクター、陶芸家
1942年生まれ。大手広告代理店に勤務後に独立。異色のプロデューサーとして活動。
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